余計に太る「たくさん食べたからたくさん動く」の落とし穴
たくさん食べるから、その分動こう!
ネットに溢れる情報を頼りに
食べ物のカロリー、運動のカロリーを合わせ
これなら太らない!と取り組む。
が、気づけば着々と太っていく。。
これはなぜ起こるのか???
確かにカロリー的には問題がなくても、
たくさん食べる、たくさん動くの
ダイエット方法には
大きな落とし穴があります。。
動くほどに増えやすくなる体脂肪
食べるのが好きなあなたなら経験している、
その分動いているのに痩せない。
結果的に、食べるのを無理に抑え調整!
それが続くと反動で余計に食べてしまう、、
また運動、と延々のサイクルになる。
そしてこの結果、
残るのは右肩上がりに増える体重。
この種原因になるのは、
食べた後に動きすぎることです。
食べた後に、カロリー消費目的での
動く量、時間が増えると
○脂肪の分解はまず行われない
→食事により、脂肪を増やすホルモンが
先に分泌されてしまうため。
○筋肉の分解が起こり消費カロリーが減る
→脂肪をエネルギーにできないため
筋肉を分解して糖質に変えるしかない。
これらが食べた後の運動がNGな理由です。
なら、食べた後はどうすればいい??
食事で摂ったカロリーは、脂肪を増やすホルモンがメインになり
体に溜め込まれていきます。
この時に脂肪になるのを防ぐには
3つの方法があります。
○筋肉量が多く、筋肉内のエネルギーが
欠乏していること。
→筋トレで週2回は全身を鍛えている条件。
○褐色脂肪細胞が元々多いこと。
→生まれつきによる差があり、
増やすことは不可能。
○脂肪を分解するホルモンを先に出すこと
→食後に30分前後から、
脂肪を増やすホルモンは急増していきます。
その前に「脂肪を分解するホルモン」を
出すことで、脂肪に変わることが防がれる。
上の3つの中で、
現実的にすぐに!取り入れられるのはどれ?
そうです。3つ目の
「脂肪を分解するホルモンを先に出すこと」
これが食べるのが好きなあなたの
簡単ですぐにできる
脂肪を増やさないための方法となります。
私は食べる方!の脂肪を増やさない運動
食べ物の吸収というのは、
先にどのホルモンが出るかにより
脂肪になるか?エネルギーになるか?
筋肉に取り込まれるか?
が決まってきます。
そして、そのホルモンは先に出たもの勝ち!
という特徴を持っています。
つまり、食後に必ず出る
脂肪を増やすホルモンよりも先に
運動による脂肪を分解するホルモンを
先に出してしまうことが
脂肪を増やさないために必要です。
そのための運動と特徴をきちんと覚え
脂肪を増やさない習慣を
作っていきましょう。
「私は食べる方!脂肪を増やさない運動」
そのまま上体を左方向に倒し6秒キープ。
5回行ったら反対に崩し、
手を組み替え同様に繰り返します。
○脚を崩し、上体を横に倒す
→上体の姿勢を保つために
普段使われない股関節のねじれの筋肉と
脇周り、肩甲骨周りの筋肉が働きます。
普段使われない筋肉が
一定時間(40〜60秒)使われると
アドレナリンや成長ホルモンといった
脂肪を分解する役割のあるホルモンが
分泌されます。
立った姿勢で、
ヒップを後ろに突き出して
背筋を伸ばします。
両手に1枚のタオルを持ちバンザイします。
タオルを頭の後ろへ引っ張ります。
上体の姿勢をキープしたまま
大きく腕を動かしましょう。
20回を素早す行います。
○前傾姿勢をキープ、素早くタオルを引く
→先に股関節や脇周りの
柔軟性を増やしたので、
こちらの動きでは、同様に
普段使われない脚の付け根や背中周り全体が
刺激されます。
また素早い動作の運動も
脂肪を分解するホルモンを
分泌する効果があります。
短時間です。計2分。
長くなればなるほどに、
筋肉の分解が行われてしまうため
最低限必要なことだけ行うことがポイント。
これらにより分解ホルモンが優位になれば
その他の日常でも、
常に消費しよう!と体がカロリーを使い
余計に体に溜め込む機会が少なくなります。
カロリーを使う時間は1日24時間です。
・この時間にいかに脂肪を分解するか?
・いかに無駄にカロリーを使うか?
運動自体ではなく、日常を活用した
効率的な太らないための方法です。
私は食べる方!だからその分動く!
でも、結局太る、、
こんなに運動してるのに、
何で痩せないの、、、
とストレスを溜めているあなたはご参考にしてください