まだまだ暑い。ジメジメと湿気が高い。
外にいると、早く涼しいところに。。
とばかり考えてしまう。

そして、室内に行けば
汗が皮膚を冷やし、寒い。。
急な体温の低下に免疫力が下がる、、

今日は、そこから陥りがちな夏風邪。
が治ったあとにスタートしたい痩せ方です。

大切。風邪が良くなったら始めたいこと。
風邪を引いてしまいげっそり、
ということは実はあまりなく
なぜか食欲はある!というのが多いもの。
この時は、身体的にも心理的にも
食べやすいアイスやチョコ、ジュース等が
メインになりがち。

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もちろん、熱や微熱(大量のカロリー消費)
に対して必要なカロリーなので
欲するのも自然なことです。

しかし、カロリーだけなら
げっそりしててもおかしくないのに、
風邪が治ったあとにすぐに太り始める。
それまでのダイエットの頑張りを
打ち消してしまうように、、
これはなぜ起こってしまうのか?

熱による筋肉量の低下、ホルモンの変化
体が発する熱に対して、
日常よりも多くのカロリーを必要とするのが
微熱や熱がある時の特徴。
外部からの菌と戦うために熱を上げますが、
この時に活用されるのは

主に体に蓄えられている筋肉(たんぱく質)です。

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ここでギャップが生まれる。
主に消化の良いアイスやフルーツ等を
多く摂りがちですが、
熱と戦うために筋肉が分解され
エネルギーとして使われる。

すると、糖質からとったカロリーは
使い切れず血中に残り、
脂肪を増やすホルモン、インスリンにより
脂肪へと変わっていってしまう。
これが数日繰り返されると、
元気になった頃には
○筋肉量(基礎代謝量)が低下
○体脂肪率が増える
という状態を招いてしまいます。

夏風邪が治った時!始めたい痩せ方
体脂肪はどんな方法であれ、
最終的に筋肉によって消費される。
という原則があります。

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ここから食事制限や運動を始める場合
○筋肉量が少なく、食べなくても痩せない
○筋肉量が少なく、運動しても消費しない
という急な痩せ辛さを感じやすくなる。

なら!ガンガン筋トレしよう!
というのも、
休んだ分の忙しさや、本調子じゃない体調
またぶり返したりする原因にもなる。
これらを踏まえても、
ここでは夏風邪期間に最も弱まる筋肉を
再度目覚めさせることが効果的です。

「夏風邪が治った時!始めたい痩せ方」


仰向けになり、両手を頭の後ろに当てます。
片方の足を持ち上げ(写真では右足)
反対方向へ倒します。(左方向へ)


倒す範囲は、
肘が地面から離れない位置まで。
初めに戻り、
ゆっくりと10回目安に繰り返しましょう。
だんだん可動域が上がっていきます。
反対も同様です。

○脚を持ち上げ、横に倒す
→股関節のねじれに加え、
脚の重さを支えるために
背骨や肋骨周りの筋肉が刺激されます。

主に風邪をひいていた時は
背中、腰を丸めたり、呼吸が浅くなり
これらの筋肉が低下しがち。
実際は筋肉が減ったわけではなく、
使われなくなり眠っている状態です。

ここで使われなくなっている筋肉たちを
刺激しなおしましょう。


あぐらの姿勢で座り
状態を前傾させキープします。
両手を前に伸ばし、
手のひら同士は向きあった状態にします。


背筋を伸ばしたまま
手を前に伸ばすように、バンザイします。
3秒キープで10回行いましょう。

○あぐらの姿勢でバンザイをキープ
→先に十分な柔軟性を引き出したので、
こちらでは、
筋肉にもう一段階負荷をかけます。

・あぐらで前傾により脚の付け根、ヒップ
・前傾バンザイにより背中、肋骨周り
が刺激されます。

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風邪をひいていた期間に眠っていた筋肉が
総合的に目覚め、
また消費の高い体質に戻っていきます。
ストレッチ要素が多く、
短時間の負担の少ない運動なので
安心して始められるでしょう。

風邪をひいたあとに、太っていく、
焦る気持ちもありますが無理はいけない。
その原因をきちんと把握して
このように対処していきましょう。

風邪が治ったからまたダイエット!
、、前よりも痩せづらくなった、、
あなたはご参考にしてください。
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