ダイエットに効果的な食事方法は?
誰もがパッと思いつくのは、
糖質制限とカロリー制限。
ではこの2つ、どちらがどう良くて、
反面でなぜどちらもやっているのに
今もダイエットに悩んでしまうのか?

お米、パスタ、パン、麺類に始まる糖質
唐揚げ、ポテト、ピザ、中華饅の高カロリー
食べたいものをせっかく我慢しても
それに見合った結果を得られないあなたへ。
今日はこの根本を解消していく方法。

どちらの特徴もきちんと知り、
そして自分に合うように取り入れること。
食べる楽しみと喜びを味わいながら
ダイエットを成功へ導く答えになります。

糖質とカロリーとダイエット
糖質を抜けば痩せる!食べなければ痩せる!
机上の理論ではこれがまず正しいこと。
しかし、現実の生活では
これを行なっていると必ずストレスとなり
反動で食べ過ぎてしまい台無しに。。
一度や二度ではなく、
何度も経験していることがほとんどのはず。

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食事は人の3大欲求の一つで、
ずっと我慢し続けることはまず不可能。
(ずっと寝ません!が不可能なのと同じ)
その中で楽しみとなる好きな食べ物、
甘いものや高カロリーなものを
ずっと避けていくのは絶対無理なことです。

また、一時食べることを避けていると
体に入る総カロリーも減り、
足りないカロリーは筋肉を減らし賄うことに
筋肉は身体で最もカロリーを消費するため
これにより、
・糖の代謝低下でインスリン分泌が増える

・絶対的な消費カロリーが低下する
太りやすく、また食べないことをしても
今度は痩せない。。
という状態を作ってしまいます。

食べれば太る、だから食べない。の罠
体の代謝というものは、
放っておいても年々低下していくもの。
その上で、これらを繰り返してしまうと
それに何倍速もの拍車をかけてしまうことに
良かれと思いしていることなのに、
続けるほどに痩せない状況になり
少し食べても太る。と嘆いてしまう。

特に手を出しやすい
糖質制限やカロリー制限はその典型例になり
現代のダイエットをより難しくしている
根本になります。
ではこの食べ飲みの悩みから
どう抜け出していけば良いのか?
現実に、食べ過ぎれば太るし、
制限しても太りやすくなる。
そして我慢は続かず結局食べてしまう。

延々とも言えるこの悩みから抜け出すには
糖質と高カロリーのメリット知っていくこと
それを活用していけば、
食べながら太らないを実現していける!
これからも毎日続く食事、
そして不変の欲求なだけに
これを身につけることは
ダイエットの本質と言えます。

「血糖値vsカロリー」太るのはどっち?
ではまず、
糖質と高カロリーのデメリットは?
もうご存知の通り、
・糖質は血糖値を上げてしまい、
脂肪の合成ホルモン、インスリン分泌。
・高カロリーは使われない分が脂肪に変換

逆にメリットは?
・糖質はインスリン分泌で、
糖を脂肪細胞とともに筋肉細胞に送る
・高カロリーは消化吸収に時間がかかり
内臓の消費カロリーが増える
ダイエットではほとんどの場合、
デメリットだけ受け取ってしまい
このメリットが見落とされています。

言い換えると、このメリットを
最大に引き出し受け取ることで、
食べても太りにくい体質を作ることができる
全く同じ食生活でもこの小さな差が
次第に積み重なり大きな差になる!

食べたから太るのではなく、
食べるデメリットを受け取るから太る。
逆に言うと食べて痩せるメリットを受ければ
根本的な悩みからも抜け出せるということ。
今日はそのための知識を身につけ、
これからの食べ飲みの時期に。
そして一生続く食事の機会に。
食べる喜びを、楽しみながら太らない!
その基礎知識をお渡しできれば幸いです。

「血糖値vsカロリー」太るのはどっち?

○糖質によるインスリン分泌を減らす
→食後に血糖値が急激に上がるほど、
脂肪を合成するインスリンが分泌される。
先に書きましたが、
このデメリットを打ち消すのは
筋肉による糖の取り込み能力を増やすこと。

筋肉にはインスリン分泌なしで
糖質をエネルギーとして取り込む機能があり
これにより糖質のデメリットがなくなる。
それを叶えるためには、
糖質とともにたんぱく質を摂ること。
この組み合わせは、優先して糖を筋肉に送り
血糖値を急上昇させない働きがあります。

ご飯には卵や納豆、パンならチキンの具材
パスタなら肉や魚を含むもの等。
たんぱく質の含有を優先して選びましょう!


○絶対的なカロリー消費を増やす
→高カロリー食は、使われないカロリーを
体脂肪として体に蓄積させます。
これの対策としては、
絶対的なカロリー消費を増やすこと。
食べながらこれを叶えるためには
内臓の消化吸収を増やすことが必要です。

これに必要なのが
脂質とタンパク質の組み合わせです。
例えばチーズや脂身のある肉、青魚等は
この組み合わせに当たります。
これらはすべての食べ物の中で、
最も消化吸収にカロリーを使うもの。

高カロリーになる食事では、
意図してこれらを選ぶか、
置き換えるようにしていきましょう。
中華なら青椒肉絲、イタリアならチーズ多め

日本食ならサンマやサバ等

意外にも容易に置き換えられます!


○体温を高く保つこと
→カロリー消費は食べた時だけでなく、
24時間常に行われています。
糖質が多くても、カロリーが高くても、
食べてからのこの熱代謝により
消費されてしまえば太ることもない。
そしてその消費の要になるのが体温です。

日常、糖質とカロリーを最も消費するのは
基礎代謝=体温を保ち続けること。
つまり基礎体温が高く保たれていれば
何もしなくても消費は増えていきます。
これを叶えるためには、
たんぱく質を小分けして摂ることです。

タンパク質は消化吸収の過程で
食べたカロリーの30%を体温保持に使い、
常に高体温を保つ役割があります。
これが1日2回より3回、5回と多いほど
体温を保つ機能は高くキープされます。

糖質多めの食事でも、高カロリー食でも
食事の始めと終わりに取り入れたり、
間食として卵を一つ食べたりと
少量でも良いので
タンパク質の口に運ぶようにしましょう。

これらを普段の食事に加えていくと
同じ食事でも、痩せやすく太りづらい体質を
常に作っていけます。
我慢を続けるストレスや難しさよりも
食べながら工夫していく方が
圧倒的に心も体も楽ですね!

ダイエットの成功は一時的なものではなく
ストレスのない毎日の食事かあって
初めて叶っていくものです。
そのストレスをなくす基礎知識として
糖質、高カロリーを食べる機会に
ぜひ取り入れてみてください!

ダイエットの食事ではいつも我慢。
食べれば太る、の強迫観念と罪悪感。
いつもそれを戦い続けている。
そんなあなたはご参考にしてください。神戸三宮にてパーソナルトレーニングをご希望の方はお問い合わせ下さいませ。