冬は太りやすい?痩せやすい?の答え
お正月の三が日も終え、
これから益々冷え込む冬本番に。
この時期を太りやすいのと感じる人も
痩せやすいと感じる人もいる。
ではどこにその差があるのか??
今日はそのポイントを理解して
太りやすいと感じている方は
「痩せやすい体質」へ変わっていきましょう!
まず、冬は太りやすいと感じてしまう理由。
この理由は3つあります。
○気温が下がると、動く量が比例して減少
→運動量とは、体重×移動距離。
移動距離とは、関節の動き×筋肉の柔軟性。
つまり、使われる筋肉量が減っていき
柔軟性、筋肉量自体が減少していく。
(筋肉は使わなければ減る性質)
(また体脂肪は、
関節の動きが少ない部位に付くため
下腹や腰回りに集中します)
そして体温の60%は筋肉が担っているので
体温があげられなくなります。
=省エネな体質になります。
○冷えにより体を丸める姿勢が多くなる
→先の理由で冷えを感じると、
外部の寒さを肌で感じることを
無意識に避ける行動をとります。
寒さを感じる体面積を減らすに
体を丸めることを無意識に行います。
カロリー消費の大きな行動は
体を伸ばす活動のため、
逆の丸める無意識の行動自体が
省エネな体質の原因になります。
また、使われない筋肉は減るため、
姿勢を伸ばす筋肉が優先して減る。
結果、カロリー消費はさらに下がっていきます。
○寒さの環境ストレスにより自律神経が乱れる
→ストレスを受けることを
体は無意識に避けるため、
なるべく暖かい場所で、
暖かくして過ごそう!
という行動が多くなります。
これは室内でリラックスして過ごすことが
多くなるということ。
この時は副交感神経が優位になるため
自然と食欲が湧きやすくなります。
寒さのストレスで交感神経が過剰に刺激
→リラックスホルモンの
セロトニンが少なくなる。
そのため、リラックス時は反動で
セロトニンの生成を促そうとします。
その為には乳製品、糖質、肉類等
外部からの摂取が必要になるため
食欲が増していきます。
これらが2つ以上重なることで、
冬は太りやすい。
と自覚するようになっていきます。
でも逆に言うと、
この3つの原因さえ解消できれば
冬は痩せやすい!
と実感できるということ。
そのためには共通して2つ。
○関節の柔軟性を増やす
→使われる筋肉が増え、体温自体が上がる
○熱を作りやすい姿勢を伸ばす筋肉を使う
→体温も消費カロリーも増える
寒さを感じづらくなるため、
寒さのストレスが軽減し
セロトニンが減りづらくなる。
まとめると意外とシンプルですね?
あとは、これをエクササイズに変えること。
ダイエットは必ず原因と結果の関係。
最も最短で効果が高いものに絞れば
すぐに結果も得ることができます。
早速見ていきましょう!
脚を前後に大きく開き、
両手を頭の後ろに当てます。
左脚が前の時は、上体を左側に倒します。
脚の付け根に伸びを感じたら3秒キープ。
まずこの動きを10回行いましょう。
その後脚を入れ替え、同様に行います。
○関節の柔軟性を増やす
→最も動きが少なくなるのは
肩甲骨ー股関節周り。
またそれらを繋ぐ体幹周り。
この3部位を一気に伸ばしていきます。
うつ伏せで両手を頭の後ろに当て、
上半身と下半身を、地面から少し浮かせます。
脚を内に押し合い10秒キープ
その後脚をクロスして外に引き合う
こちらも10秒キープ。
これを1セットとして
2〜3セット目安に行いましょう。
○熱を作りやすい姿勢を伸ばす筋肉を使う
→背中全体の姿勢を伸ばす筋肉が
一気に刺激されます。
これらにより、熱が作られやすい体質になり
=冷えづらい!消費カロリーが多い!
と痩せづらさの原因を解消していけます。
冬は太る?痩せる?等
どっちが正しい系の情報を取る上で
一番大切なのは、
なぜそう意見が分かれるのか?
ということを理解していくこと。
それがないと、
あっちではこう言われた、
こっちではこう言われた、
どっち!?と振り回され続けてしまいます。
再三ですが、ダイエットは必ず原因。
何らかの原因により悩み、
何かをした結果として体に現れます。
この公式に当てはめられれば
痩せないことはまずなくなります。
今日は冬に太りやすくなる原因
そして結果となる解消方法でした。
ぜひお試しください!
神戸三宮にて
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