加圧ボディメイク&ダイエットで痩せない理由
僕は一人でパーソナルジムをオープンする
3年前までは
加圧インストラクターとして、3年間勤務させてもらいました????
でも、今は加圧トレーニングを指導せずに、
ボディメイクやダイエット、スポーツパフォーマンス向上といった
指導を中心に活動しています。
よく皆様から
なぜ加圧をしないの?
と、質問されるのですが
僕の今後の方向性がボディメイク&ダイエットだからです^^;
加圧の一番の効果として、
腕や脚に加圧ベルトを巻く
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血流制限をして、低負荷の運動をする
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そうすると、無酸素状態になり、疲労を知らせる乳酸を分泌させる
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その乳酸が、通常の運動よりも
成長ホルモンを多く分泌させる
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成長ホルモンが
筋肉を作る材料になる
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結果、筋肉がつく。筋肉が大きくなる。
ここで加圧インストラクターに必要なのは
その人の目標を理解しているか、加圧本来の効果を無視して、
ボディメイクやダイエットできますと遠く離れた効果を伝えてしまってないかです。
それらを理解していないと
加圧トレーニングに数十万かけたのに・・・
むしろ前より太った・・・
太ももや腕には筋肉ついた気がするが、
全体的にムチムチして痩せなかった・・・
気になる部分はまったく痩せない・・・
などの意見がネットで噴出する事態となりますし、
実際のところブームと共に批判の意見が増えてきてます。
では何故、そのような現象が起きているのでしょうか?
答えはとても簡単です。
そもそも加圧トレーニングにはダイエット・ボディメイクするために
必要な身体機能的要素が大幅に欠けてしまっているからです。
ダイエット基本原則
ダイエット・ボディメイクを行うためには筋肉を増やし基礎代謝を上げること。
その筋肉を増やすには、じっとしていても増えませんし、
ただ闇雲に運動したからといって筋肉が増えるとは限りません。
そのダイエットにおいて一番重要になるポイントとなる筋肉を増やすには、
“化学的要素”(成長ホルモンの分泌)と、
“物理的要素”(重力環境適応特性・適量負荷)が条件が必要になります。
残念ながら加圧トレーニングにおける筋トレには“化学的要素”しかありません。
つまり、筋トレといえども基礎代謝量が上がるほどの筋肉量が増えないわけです。
基礎代謝量が上がらないとなれば、ダイエットの基本原理にもあるようにダイエットは
大変効率悪くなりダイエットの成功が難しくなってしまいます????
なぜなら、身体において脂肪を燃やしてくれる機関は筋肉しかないからです。
筋肉が多くなれば、たとえじっとしていても脂肪がガンガン燃えます。
逆に、筋肉が少なければ、いくら長時間動いても脂肪が燃えません。
加圧トレーニングとは、数あるトレーニングの内の、
ほんのひとつのトレーニング方法でしかありません。
加圧トレーニングをすれば全て解決するような万能のトレーニングでもないことも分かっています。
つまり加圧だけでボディメイク&ダイエットできる代物ではないのです。
仮に、加圧資格トレーナーを美容師さんで例えるなら、
カラーの資格は取ったからカラーはできるけど、カットやパーマは全くできないという状態ともいえます。
本来なら、カラー、カット、パーマなど全部ができる美容師さんのが基本ですね。
ほんとうに綺麗にしてあげるなら、すべてに精通しているのが基本と私は考えます。
しかも加圧の場合はバンドを巻いてしびれた感じがする部位しか効果はないので、
肩より下の力こぶの部位と太ももの付け根より下の太ももしか筋肉が増えません。
お腹や背中、胸は腕や脚に比べると効果が薄いのもあります。
ただ、付け加えるとしたら、加圧効果のある腕や太ももの
部分には驚異的な筋肉増加効果があることは実証されています。
でも、太ももや腕の部分は女性にとって、筋肉をつけたくない部分ではありませんか?
腕や太ももをゴツゴツしたいためにボディメイクする?
しかも、
一番危険なケースが二の腕や太ももが太いから、加圧で痩せたいという人です。
足が太くなく理由は3つしかありません。
①脂肪で太くなる
②筋肉で太くなる
③脂肪と筋肉で太くなる
僕はよく加圧体験の時に、そこから見極めてたのですが、
ほとんどの女性が②で、続いて③でした。脂肪で太くなった人はほとんどいません。
いくら、筋肉をつければ痩せると言えども、女性の場合は、その場所は重要です。
それで服が似合わなくなっては意味がないのではないでしょうか?
さらに、よく加圧トレーニングで問題になるのは、バンドを巻いた箇所の内出血による青アザです。
トップモデルの世界では、効果の限界性と青アザという点からモデル事務所側から加圧を行うのは
禁止になっていることは良く知られていることです。
女性がボディメイクする場合は、最低でも3つのボディメイク必須要素が押さえられているか
によります。最大で6つのポイントを押さえると女性の体はしっかりボディメイクできます。
(全部伝えると時間が足りないので、また今後1つずつ伝えていけるようにします)
腕は腕、脚は脚、お腹はお腹など
ピンポイントでボディメイク&ダイエットしていく、
もしくはトータルでボディメイクをしていきたいからこそ
筋肉をつけることだけに特化したトレーニングから、
その人が求める理想形に特化したトレーニングへ
それが私の加圧ボディメイク・ダイエットをしない理由です。